Misuzu Special Member's

Misuzuサンタ2009'鹿児島

社会福祉法人　潤心会
鹿屋乳児院

美鈴、親方！、志高いスタッフの皆様、いつも温かく美鈴を見守って
下さっています全国の皆様、始めまして美鈴の母です。
この度は、素敵な企画に参加させて頂きまして心から感謝しています。

私も、皆様から「生きる力」を頂いた身で御座います。
どのように御礼をすべきかと、毎日のように考えてはいるのですが、
中々形にすることが出来ず、自分の怠惰さに程々呆れる毎日です。

今では、もう不可能と諦めていた仕事への復帰も叶いまして、毎日、
夜が明けることと、支えて下さいました皆様へ感謝しながら毎日を大切に過ごしています。

私も夫も美鈴も、本当に幸せ者だと思います。
こんなに急な告知だったにも関わらず、全国から温かいお気持ちと子供たちへの寄付を
無償の愛でお送り下さる魂高き皆様が心寄せて下さっていることまた、その愛をお届けする
重要なお役を下さったこと、これまでの全てのお心も合わせて感激と共に心から感謝しています。
有難う御座います。

～♪美鈴サンタ企画♪～

私と主人は、ＡＭ１０時半に鹿児島県鹿屋市寿の「社会法人　潤心会」鹿屋乳児院へ
訪問させて頂きました。前もってお電話にて今回の企画の趣旨をお伝えしましたところ、
快く受け入れ、迎え入れて下さいました。

ベット数１５のアットホームな乳児院で、０歳～３歳が基準（特別な場合６歳まで）です。院内は綺麗で床暖房も効いていて、心地良いお部屋で私たちも癒されました。様々な理由で施設で生活している子供たちの姿に、言葉では言い表せないほど、感情が大きく刺激され涙が溢れました。どの子も本当に可愛くって愛くるしい眼差しを向けてくれました。

この施設では、スタッフの皆様が一人一人にちゃんと愛を向けて下さっているからなのだと確信しましたが、スタッフの皆様の労働現状には頭の下がる思いです。交代制とはいえかなりの重労働だということ。それでも、皆さんニコニコとされていて子供達に対する気持ちが表情や人相に表れていました。

ちょうど私達が来院する少し前に、一組のご夫婦が離島から来院され、４ヶ月程の面接期間を得て
一人の子と養子縁組が成立して無事家族となって帰られられたと院長さんが話してくださいました。
皆様からお預かりしました寄付金をお渡したところ、院長さんもスタッフの皆さんも大変お喜び頂きまして、
また、お近くへ寄られたときなどお顔を見せて下さいとのことでした。

私の友人知人にも、このように養子縁組で家族となった方達をたくさん知っていますが、
皆さん本当の家族そのもので、見習わなければならない姿を周囲に見せて下さいました。
実際に子育てとは、親と子にとってとても大変な学びで、一筋縄ではいかないことも多いのが事実です。
私も主人も、「常識に当て嵌められないこと」を実際の子育てで体験いたしました。
それでも、辛い時悲しい時などを支えてくれたのは、周囲の人達や家族の存在、そして、子供の笑顔や
涙でした。

特に美鈴は早くにお話できるようになり、赤ちゃん言葉で「私がお母さんとお父さんを選んだの」と言って
私達や周囲を驚かせてくれました。でも、その言葉にどれだけ勇気付けられたことか知れません。
手探りの子育てで、完璧を望む必要がないことと「子は親の移し鏡」「自分が成長すれば子も成長する」
「この子は自分の人生を持って生まれて来たんだ」という様々なパズルのパーツに気が付いたとき
力を抜いて子供に向き合うことが出来るようになりました。

それでもどうしても子供を手放さなければならない理由がある親御さんにとって、このようなアットホームな
施設は素晴らしく心強いオアシスとなることでしょう。

生まれたばかりの乳児が二人、スタッフさんから哺乳瓶での授乳を受けていたのですが、二人ともおめめを
開けて、私達に可愛い表情を見せてくれました。スタッフさんは「普段、このようにおめめを開けてくれること
ないのですよ。あれ？どうしたの？」と言ってくれましたが、私はこの子達はパパとママを探してるんだなと
感じました。

今回、この素晴らしい企画に参加して、私自身様々な事を感じて考えさせられました。
施設の子供達が、自分の人生をしっかり生き抜いて多くの可能性に触れ合い感動できますようにと
心から願っています。

そして、素晴らしい御縁で親となった皆様、これから親となる皆様、今回この企画にご賛同頂きました
全ての皆様、そしてそのご家族、私如きが偉そうに言える立場では御座いませんが、真実は決して
裏切りません。美鈴の伝える真理に多くの方が耳を傾けて下されば幸いでございます。

私も皆様より、素敵なクリスマスプレゼントを頂いた心地で御座います。
有難う御座いました。ハッピー・メリークリスマス！！
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未熟な母・やすこでした。

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