【美鈴サンタ2012'名古屋】
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【美鈴サンタ2012'名古屋】

 美鈴サンタ名古屋スタッフレポート
訪問先
1)衆善会乳児院 2012年12月23日(日)14時30分訪問
2)慈友学園    2012年12月25日(火)13時30分訪問


【名古屋・衆善会乳児院】

訪問施設: 衆善会乳児院 PM2:30訪問
訪問者 : 河辺祐治、河辺登記子




衆善会乳児院 (a) 施設内に保育園、夜間保育園が併設された乳児院です。                                                           
2009年に次いで二回目の訪問となりました。前回同様に理事の小宮山さんが玄関まで出迎えてくれていました。                                                           
                                                                           
新生児から2歳までおよそ55人が入所している施設です


衆善会乳児院b 目録をお渡しして、お話を伺わせてもらいました。
民主党が政権交代し変わったことはありますか?と尋ねたところ「こども手当ですね」と返事が帰ってきました。こちらでは、施設に入所すると銀行口座を開設してもらい子ども手当をそちらの口座に振込むそうです。将来子どもが夢の為にお金が必要になったり、進学などの時にお金が必要になったらこのお金を使って欲しいという思いからだそうです。余計な事務の手間がかかるけれど、子どもの事を思うとやめる訳にはいかないと話してくださいました


衆善会乳児院 (c)
小グループ単位のケアを心がけ、職員もなるべく新生児から乳児のクラスへと移動をさせない持ち上がり制度を取り入れ、家族の元へ帰れる訓練をしているそうです。その為に家族と連絡を密に取り、部屋を改装して親子で触れ合う機会を設けるようにしています。5割は親元へ帰り、2割は里親に引き取られ、あとの3割の乳児は児童養護施設か障害者施設へ上がっていくとのことです。最近、障害のある子どもが増えたのが特徴的です。
外見はとても立派で綺麗な建物のように見えますが、小グループ単位のケアをするとまだまだお部屋がたりないのが現状。


衆善会乳児院 (d) 籐の乳母車2台を寄付させていただきました。
本当は上3分の1の部分がない形の乳母車だったのですが、幼児の転落防止の為にオーダーした際に取付けてもらったそうです。デザインが変わってしまってすみませんと何度も謝られていましたがもちろん園児の安全が最優先ですよね。

昔の乳母車のタイヤは園児が何人か乗るとすぐに外れてしまったりしたのでとてもありがたいですとおっしゃっていました。寄付を申し出た時に真っ先に籐の乳母車が浮かんだそうです。鶴舞公園まで足を延ばしてお散歩に行くそうですよ。春は桜が綺麗な公園です。この乳母車に乗って子ども達が桜に歓声をあげている姿を想像すると微笑ましいですね。



衆善会乳児院 e サンタの可愛らしい衣装を身にまとった笑顔の子ども達、着物に身を包み御祝善を前にしたお食い初めの儀式の写真など所狭しと写真が壁に貼ってありました。

「昔のイメージと違って洋服も着古した物ではなくて綺麗でしょ」と言われるように本当に可愛らしい笑顔できちんとした格好をしていました。なるべく家庭で育ったお子さんと変わらないように、動きやすくて清潔な衣類を心がけているのですよと理事

乳児院は愛情に溢れていました。



【名古屋・慈友学園】

訪問施設: 慈友学園 12月25日 PM1:30訪問
訪問者 : 河辺祐治、河辺登記子
所在地:名古屋市東区筒井1−8−27



1 今回で3回目の訪問となりました。毎年12月23日は名古屋市内の養護施設が合同でフットサル大会を催しているため施設が不在になってしまうということで、X´masの25日に訪問させていただきました。
こちらは、東海学園という男子校の流れをくんでいる為、入所児童が男子のみという珍しい児童養護施設です。扉を開けるとすぐに職員の方のデスクがあり、私たちに気付くと温かい笑顔で出迎えてくださいました。
2歳から18歳まで29名が生活しています。


2 初回訪問時に対応してくださった施設長さんが退職されたそうで、去年の訪問時にお話を聞かせてくださった宮浦幸昭先生が施設長を引き継がれておりました。早速、お話を聞かせてもらいました。

2012年4月の法改正により職員1人に子供6人の配置から「職員1人につき子供5.5人」に変わったのだけれど、5.5人ではまだまだ全然一人一人に向き合うには足りないとおっしゃっていました。子供が泣いて手がつけられなくなった時などスタッフが1対1でかかりきりになったり、夜勤などの勤務配置を考えると「職員1人に子供4人」でないととても厳しく、ボランティアさんに頼らざる得ないのが現状だそうです。


3 こちらでも1ヶ所目の訪問の乳児院同様に、障害のある子供の入所も増えているそうです。資料のグラフを見せながら丁寧に説明してもらいました。中、高校生になると2人で1部屋割り当てられ、掃除などの役割を分担し、自立を促す訓練をして生活しています。ケースワーカーさんにどうしても中学生の子を一人みてもらえないか?と頼まれて27日に話し合いなんですが…

中学生だと小学生や幼児の子供みたいに数人一緒の部屋で生活という訳にはいかなくて部屋が足りないんですよねと話されていました。小学生や幼児さんも昔みたいな大部屋、大集団からなるべく小グループ制へと移行し、ひとりひとりの成長に合わせたケアを心がけているそうです。


4 とても喜んでおられました。

ベビーチェア20脚、木製ダイニングチェア20脚、業務用掃除機を寄付させていただきました。新しい年に新しいイスで子供たちを迎えてあげたいのでまだ数日大事にとってあるのですとおっしゃっていました。

この椅子でたくさんご飯を食べて大きくなって欲しいですね♪



5 前述のフットサル大会ですが、中・高校生の部が3位、児童・小学生の部が4位という成績だそうです。

小学校ではサッカー部があり何人かの児童が運動に励んでいるそうです。サッカーの靴など消耗が激しいから大変ですねと話すと「そうなんです、すぐサイズも大きくなるし」と目を細められていたのが印象的でした。



帰り際、職員の皆さんが仕事の手を止めて写真を撮ってくださいました。
忙しいにもかかわらず、温かく迎えてくださったことに感謝致します。




【Misuzuサンタ参加スタッフのコメント】  

☆河辺 祐治☆  
早いもので、美鈴サンタも4年目を迎えました。
このような企画が継続して出来ることを嬉しく思います。
さすがは美鈴先生ですね。末永く継続できるよう自分も微力ながら
ご協力させていただきます。
子供たちの人生を大きく影響するものは環境であり、その環境は我々大人たち
が作り上げているものだと実感します。
なので、このような企画で少しでもその環境を変えてあげたいと思いました。


☆河辺 登記子☆  
今年も全国から寄せられた温かい寄付を微力ながら子ども達に届ける
お手伝いができて嬉しくおもいます。本当にありがとうございます。
慈友学園では、入所する施設が決まらない中学生のお話を聞きました。
おそらく子ども達の1年で1番楽しいイベントであろう、Xmas、お正月を
どのような気持ちで迎えているんだろうと考えると胸が痛みます。
同時に、施設が決まっても、入所できても、大人達のサポートに終わりはないんだと思いました。
私たちも、せっかく美鈴さんと知り合った御縁です。1年でも長く、一人でも多く、継続して
終わりなき支援をしていきたいなと思いました。




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