美鈴サンタ鹿児島スタッフレポート 2012年12月28日(土)
訪問先
1)鹿屋乳児院 11時30分〜
【鹿児島・鹿屋乳児院】
訪問施設: 鹿屋乳児院 AM11:30訪問
訪問者 : 美鈴、親方!他
一昨年の旧校舎から、昨年は立て替え中のプレハブ、そして今年は新しくなった校舎と、建物の移り変わりとともにご縁のある鹿屋乳児院さんに訪問しました。
年末にも関わらず職員さんと理事長さんが快くお出迎えしてくださいました。
建て替えにより工夫さた動線、乳児の目線で作られた扉、そして新たに加わったお部屋など細かなところまでご説明いただきました。
2F、この部屋には専用の玄関があり、畳の部屋と台所が広がります。里親希望の方と乳児が一緒にお風呂に入ったり泊まったりできるスペースだそうです。里親さんへのフォローにも大変力を注がれています。
今回、皆様からの寄付金でご用意したクリスマスプレゼントは、事前に職員皆さんで決めていただいた、ゆらゆらおともだちミラー、乗用ハイウェイスポーツ、乗用ハイウェイバーディー、ヨド物置エスモ、パワースマイル KS-700/吸引器、パワースマイル用吸引器用処置器具オリーブ管キットの6点でした。
子供たちが自分を認識するために、ゆらゆらおともだちミラーはとても有効とのことでした。そして物置は整理に、パワー吸引器は乳児に対する安全な作業を効率良く行うものとして、とても喜ばれました。
職員さんも笑顔いっぱい子供たちに触れ合い、施設内はとても良い風が流れているのを感じました。
施設長さんからのMessageとして、私達は子どもたちを親元に返すのが最大のミッションですとおっしゃいます。そのために児童相談所をはじめ様々な関連施設との連携で親が自立していけるためのサポートが行なわれています。
わたくし親方!が、初めて児童養護施設に訪れたのはもう何年も前になりますが、その時はまだ美鈴サンタもなく美鈴のサポートを始めて間もない頃でした。動物への愛情のかけ方さえも未熟な自分が施設へ訪れても良いのだろうか、怪しい目で見られないだろうかなど不安と恐怖が心のどこかにあったことを覚えています。今思えばなんと魂の小さなことを考えていたのだろうと恥ずかしくなります。
美鈴をサポートしていなければ絶対にご縁がなかったであろう様々な環境に身を委ねる毎日が続いた2009年、美鈴からのメッセージはいつにも増して大きなものがありました。虐待をストップさせなければ、このままでは小さな命が危ない、一人でも多くの方に知っていただく必要があると開催させていただいたのがストップ虐待の講演会でした。このことがきっかけで美鈴サンタが行われることとなったのです。
全国各地の美鈴サンタスタッフさんは、施設の方から辛い話しや明るい話し、そして預けられる子どもたち、預けることになった親たちの現状を聞いて、心が揺さぶられながらレポートを書いてくださっています。今回も訪問を終わえたスタッフ代表さんにお電話をすると、話しが途切れることがはございませんでした。まだまだレポートには書ききれないお話しも多くございます。一人では微力でも、多くの愛が結集するこの美鈴サンタを通じて一歩、また一歩、自分たちも学び、そして行動に移し発信することで、命に対する考え方が今よりも良い方向へ変えていけるのではないか、そういう思いで美鈴サンタに参加させていただいております。
児童養護施設や乳児院は、戦争で両親を亡くした孤児を保護するためにつくられたものがはじまりという印象も強く残っていますが、歴史はもっと古くからあったようです。近年、親によるネグレクトで預けられる子供が大半というのが現状のようです。
実際施設に訪問し、お話しを聞かせていただくと、学ばなければいけないのは私たち大人なんだと改めて考えさせられます。『スピリチュアル・メッセンジャー美鈴』として常にお伝えしている、宗教でもなく心理学でもない、本当の真理、人は何故生まれなぜ生きるのか、カルマや波長をわかりやすく解いた7つ法則が、もっともっと多くの方に届くことを願っています。心ごとが後回しにされやすい時代ではありますが、その先に虐待などの問題を解決へと導く答えがあるのではないかと思っています。
ここに来るこどもたちに理由なんてないんです。手放す親の理由だけなんです。施設の方からの言葉が耳に残ります。2013年も自己責任においてもっともっと心を鍛えていきたいと思いました。私たち一人一人が意識をすることでネグレクトなどの問題も減っていくと確信しております。
【親方!】
前のページ 美鈴サンタ2012'福岡 |
コンテンツのトップ |
次のページ 美鈴サンタ2011' |