美鈴サンタ2019'東京
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美鈴サンタ2019'東京

美鈴サンタ東京スタッフレポート
訪問先
  2019年12月20日(金)
   1)愛児の家 14:00〜
     訪問者:奈良崎、若鍋
   2)広尾フレンズ 16:00〜
     訪問者:奈良崎、若鍋
  2019年12月21日(土)
   3)東京育成園 11:00〜
     訪問者:村中、間中




【東京・愛児の家】

施設名:愛児の家
 社会福祉法人
 児童養護施設
住所: 東京都中野区鷺宮3-2-13


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「愛児の家」外観
今年も来ることができました。2009年の美鈴サンタ当初からのご縁です。
毎年、愛児の家が見えた時は「ただいま!」と言いたくなります。それは、この建物が「施設」ではなく、温かい「家」なのだということを心で分かっているからです。


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今年も、全国会員様からの愛念こもったメッセージをお届けすることができました。
石綿園長は、初代園長、石綿さたよさん、通称"ママ"のお孫さんで、毎年ニコニコの笑顔で迎えてくださいます。終戦直後、戦災孤児を家に招き入れたのが、愛児の家の始まり。石綿園長は「ママは、施設を作ろうとしたのではなく、家に入れてやっただけなんです」とおっしゃいます。


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ロボット掃除機とコードレス掃除機
今回の美鈴サンタの購入品、「こちらにあります」と案内されたら…。
な!なんと!クリスマスツリーと一緒に掃除機が飾られているではありませんか?!
園長が「この(美鈴サンタ訪問)日に、間に合うように購入しました。今日は、ここに飾っておこうと思って」と。そのお気持ちに感謝です。
小さい子達は、ひとりで動くロボット掃除機に、キャーキャーと追いかけたり、追いかけられたり。子ども達も自分でお掃除をしているとのことで、コードレス掃除機が役に立ちます。


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大きくてゆったりしたソファー
去年の美鈴サンタで購入されたソファーです。園長は、「ソファーがあるだけで、いい感じなんですよ」とおっしゃっていました。写真を撮る前には、小さい子ども達が、ソファーに集まって、登ったり座ったりしていました。美鈴先生がおっしゃっていたとおり、家には、家らしい温かみを感じる物があることは、大事だなと思いました。


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廊下や階段の踊り場に置かれたソファー
これらも昨年の美鈴サンタの購入品。子どもたちが学校から帰ってここに座って遊んでいるとのこと。
えっ?!こんな所にも?という感じで、ひっそりとした階段の踊り場にも可愛いソファーがありました。そこは、女の子達がよく座談会をしているとのこと。恋バナかな?女の子には必要な空間ですね!


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温かい内装の「家」
愛児の家は、50年以上前の建物です。新しい建て替え費用は、国の基準どおりにしなければ出ないのですが、その基準は、施設そのもという設計で、家という感じでは無くなってしまうとのこと。
子どもたちの帰る家という思いを大切にする愛児の家は、古くてもそのままにしています。壁の色は、練りにねって考え、オフホワイトとベージュにピンクを絶妙に混ぜたそうです。その色がレトロな建物とぴったりマッチして温かみを感じます。そして、絵や思い出の写真がたくさんたくさん飾られています。


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もも組のお部屋
部屋の看板は、大きい子どもの手作りです。木に彫刻刀で掘って書いていて、温かくてとってもステキです。
幼児さんには、職員さんが常に一緒で、たくさんスキンシップをしていると以前おっしゃっていました。三つ子の魂百までを大事にしており、私たちが訪問した時も若い男性の職員さんが、幼児たちと一緒に楽しそうに遊んでいました。


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食堂
カラフルなテーブルクロスに、かわいいチェアカバーで、愛らしい空間です。そして、各テーブルに植物が置いてあり、職員の方々の子ども達への寄り添いのエナジーを感じる場所でした。


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今年も石綿園長から、何度も何度も感謝の言葉をいただきました。そのお気持ちと、子どもたちの人生に対する温かい寄り添いにとても感動しました。
毎年快く受け入れてくださる愛児の家のみなさま、ありがとうございました。




【東京・広尾フレンズ】

施設名:広尾フレンズ
 社会福祉法人 福田会
 児童養護施設
住所:東京都渋谷区広尾4-4-12


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「広尾フレンズ」外観
マンションや大使館がある閑静な街中にある綺麗な建物。子どもたちが生活する住居スペースのみならず、みんなで集まることができるホール、遊び場などを備えたとても広い施設です。施設で暮らす子どもたちが、その友だちを呼んで遊ぶこともできます。


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全国から寄せられたメッセージを、広尾フレンズの副施設長高橋様にお渡ししました。毎年、これだけの多くの寄付やメッセージが集まることに感心してくださっています。また、施設を取り巻く現状についても、たくさんのお話を伺うことができました。


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パンフレットと広報誌「ふくでんかい便り」
ふくでんかい便りの特集は、この施設で、ポーランドの孤児を受け入れた歴史についてでした。1920年に、シベリアで難民になっていたポーランドの孤児375名を受け入れてから100年になります。今後、その記念のイベントなどもおこなわれるため、職員のみなさんもお忙しそうです。


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子育て支援室
親子が面談をしたり、子育て相談をすることができる部屋です。キッチンやトイレも備えられていて、居住空間としての機能があるので、親子での生活訓練に使うこともできます。また、虐待などで児童相談所から連絡があり、緊急に預かった子どもがここで寝泊りすることがあるそうです。小さな子どもが楽しく過ごせるように、ぬいぐるみや絵本なども置いてあります。


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クリスマスツリー
毎年ボランティアの方たちがクリスマス時期にここにクリスマスツリーを設置しているそうです。ツリーを見上げる子どもたちの笑顔が目に浮かびます。


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北欧からやってきた遊具
施設敷地の斜面を利用して設置し、子どもたちが楽しく遊べる設計になっています。ロープを掴んで垂直に登るなどの難しい箇所も、子どもたちがヒョイヒョイと登っていく様子を見て、負けじと夢中になってチャレンジする職員の方もいるそうです。


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グラウンド設備
バスケットボールやサッカーのゴールは、以前の美鈴サンタで購入していただいたものです。美鈴サンタの寄付金で何を購入するかは、各施設で検討して決めてくださっています。子どもたちの健やかな成長に役立ててくださっていることがとても嬉しいです。


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亀と植物
施設の玄関前では亀を飼育しています。また、プランターで植物も育てています。
とても綺麗な施設ですが、こうした生き物たちがいたり、手作りのものなどが随所にあって、温かみを感じるように細かな配慮がされています。

お忙しい年末に快く訪問に応じてくださいました、高橋副施設長をはじめ広尾フレンズの職員のみなさま、本当にありがとうございました。




【東京・東京育成園】

施設名:東京育成園
 児童養護施設
住所:東京都世田谷区上馬4-12-3


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「東京育成園」外観
木々の緑とタイル調の床も子どもたちに優しく西洋式のとても落ち着いた雰囲気。
掲示板には、Merry Christmasの文字と共に綺麗に装飾が施されています。


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本館玄関ロビーとクリスマスツリー
清楚で美しいお花に囲まれながら、神聖で敬虔な雰囲気を醸し出しているとても心地良い空間。写真右上にある綺麗なステンドグラスは、長年施設に勤められた一人の先生がクレヨン画で描かれたものを、後年ステンドグラスで再現されたものとのことです。
ロビーには、愛らしく綺麗なクリスマスツリーが。よく見るとくまのプーさんがサンタさん。赤いポインセチアのお花がさらにツリーの美しさと華やかさを奏でています。


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美鈴サンタを通して全国の皆様からいただきました温かい愛と善意を、東京育成園の渡辺俊彦園長先生にお渡ししました。全国のみなさま、本当にありがとうございました!


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サプライズ“宝物”プレゼント
これは渡辺園長先生から“宝物”をいただいているところです。
“宝物”の内容は、来年2020年の卓上式カレンダーでした!全て施設の子供達の手作りのカレンダーです!子どもたちが思い思いに書いた絵やイラストで構成されています。学年や年齢は様々ですが、子どもたちの感性の素晴らしさがこのカレンダーいっぱいに溢れ出ています。


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渡辺園長先生からは、東京育成園や児童養護施設を取り巻く様々な情勢のことはもとより、食の安全にかかわること等、多方面に渡って色々なお話をお伺いすることができました。

東京育成園では、小舎制(Cottage System)方式という形態をとっています。各ホームに、一般家庭と同じように子供部屋やリビングルーム、キッチンや浴室等が整えられています。


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小舎のひとつ「あいの家」
こちらで幼児から高校生までの男女が生活を共にしています。この日も男子高校生と小学校5年生の女の子、5歳の女の子たちが仲良く過ごしていました。


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オシャレなL型キッチンは綺麗に整理整頓されていて開放感たっぷり。窓も大きくとてもあかるい空間です。毎日ここで出来上がる美味しい料理をお腹ぺこぺこにして覗いているのでしょうね。


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1階のリビングには、クリスマスの飾り付けとともにバースデー・カレンダーや週間献立表等が置かれています。階段で2階に上がると、年齢に応じた子供達の個室部屋が設けられています。勉強机やベッドにタンス。独立心の芽生え始めた子供達にとっては大切な個室です。スタッフさんもお忙しい中、子どもたちの日常をご丁寧にご案内してくださいました。


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施設の子供(高校生)がいずれ施設から独り立ちしていくにあたって、一人住まいを経験し訓練していくための建物


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施設内にあるグラウンド
ボールネット等の設備があります。いつも子供達がグランドを元気に走り回る光景を想像すると自然と笑みが浮かんできます。


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施設に入居している子供とその親御さん等の関係者が面談等に使用するお部屋。
奥には赤ちゃんや幼児の面倒を見ながら使用できる畳敷きのスペースも整備されています。


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訪問の最後に、本館の玄関前で渡辺園長先生と。
今回も快く美鈴サンタの訪問を受け入れていただき、誠にありがとうございました。そして、施設の全ての子供達にMerry Christmas!!




訪問者感想

若鍋
全国の美鈴会員の皆様、今年も、皆様の子どもたちへの愛念をお届けさせていただき感謝感謝でした。毎年、迎えていただく園の暖かさを直に感じさせていただいています。志しの高い魂の子どもたちに、高い波長の大人たちが寄り添う姿に、今年も感動させていただきました。ただ、今年は特に、この東京の子どもたちや施設の職員のみなさまの生活が守られるためにも、自分自身がもっともっと利己愛をなくし、利他愛で生きて、光の御柱とならなければいけないと強く思いました。そのために自分ができる事を、腹を括って実践して行こうと決心しました。ありがとうございました。



村中
今年も美鈴サンタにご協力ご賛同いただきました全ての皆様に心より感謝いたします。施設を訪れ、先生方にお話しを伺うことで、毎回学ばされることが多々あります。夫婦というものの存在や家族の在り方など、それは一家族だけの問題の範疇ではなく、施設を取り巻く社会全体の問題へ繋がっていくことだと思います。この世の全ての可愛い子どもたちに、生きとし生ける全てのものに、更に大きな愛と光が降り注がれることを強く祈念いたします。



間中
令和を迎えての初めての美鈴サンタとなりました。新たな時代のスタートと共に、全国の皆さまからの利他愛を児童施設へお届けするお手伝いをさせていただける喜びに感謝感激しております。訪問を通して、今自分ができることは何かを日常的な課題としながら自分の言動に責任を持ち、自分以外の人たちへの寄り添った行動が不可欠だと改めて感じました。今回も美鈴サンタに寄付を寄せていただいた皆さまの愛念をお届けさせていただく貴重な機会をいただけましたこと、ありがたく感謝申し上げます。 感謝 合掌



奈良崎
今年も会員のみなさまの愛を無事にお届けすることができ安堵しております。東京で訪問する3つの児童養護施設は、いずれも毎年、訪問を快く受け入れてくださっています。美鈴サンタとして、成長していく子どもたちにずっと寄り添うことができていることがとても嬉しいです。また、いただいたメッセージを封筒に入れてお渡ししていますが、子どもたちや施設のみなさんが読んで喜んでくださってます。今後もこの活動が末長く続いていくことを心から願っています。また、寄付してくださった全国のみなさまのご多幸もお祈りいたします。ありがとうございました。





愛児の家 (1) 愛児の家さんから、美鈴サンタ2019'の感謝状が届きました。(2019.12.27)
ありがとうございます。

愛児の家 (2)



東京育成園さんから、美鈴サンタ2019'の感謝状が届きました。(2020.1.22)
ありがとうございます。

東京育成園 (1) 東京育成園 (2) 東京育成園 (3) 東京育成園 (4) 東京育成園 (5)




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