美鈴サンタ鹿児島スタッフレポート 2015年12月23日(水)
訪問先
1)大隅学舎 13時30分〜
2)かのや乳児院 14時30分〜
【鹿児島・大隅学舎】
訪問施設: 大隅学舎 13:30訪問
訪問者 : 美鈴、親方!
職員さんたちがお出迎えくださいました。
増元理事長様から、募金をいただいた全国の皆様へお礼の言葉をいただきました。戦後すぐに創設された鹿児島県大隅地方の施設の歴史や、現代の養育のあり方そして必要な設備など貴重なお話しをたくさんお伺いいたしました。
美鈴サンタにご協力いただきました全国の皆様からお預かりしたメッセージをお渡した後、担当の先生ご案内の元、お部屋や食堂などを拝見させていただきました。
各お部屋を見学させていただきました。
年少さんたちは、屈託のない笑顔で、人見知りすることも無く話しかけてくれました。写真撮影には興味津々で「撮って撮って」とせがまれる場面もありましたが、あまりの可愛さについつい時間も忘れて撮影大会になりそうでした。
中高生さんのお部屋はイケメン揃い。少しはにかみながらでしたが、しっかりと挨拶もしてくれました。
昨年は軽トラックを、一昨年は雛人形をご希望のお品としてプレゼントさせていただきました。昨年は、この時期風邪を患ったため訪問できなかったのですが、一昨年の雛人形の事をしっかりと覚えていてくれた子どもたちも多く、継続して訪問させていただくことの大切さを実感いたしました。
高校生のお姉ちゃんたちには無理を言っていっしょに撮っていただきました。同じお名前の美鈴さんもいて、来年は就職で大阪へ行くとのこと、「何か困ったことがあったらいつでも頼ってきてね」とお話しが盛り上がりました。
大人になり施設を旅立ってから炊事などに困ることが無いよう、各お部屋に今まで用意がなかったIHコンロを、今回美鈴サンタでお届けとなる予定です。
お話しから伝わりました。理事長様はじめ職員さんたち皆さんの思いが込もった施設はとても清潔で、もしもの感染病などでも蔓延しない対策なども、しっかりとられており、とても安心して生活ができる工夫がされていました。
丁寧に施設のご説明から子どもたちとの触れ合いにまでわざわざお時間をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。外は雨模様でしたが、心が温かくなる訪問となりました。
【鹿児島・かのや乳児院】
訪問施設: かのや乳児院 14:30訪問
訪問者 : 美鈴、親方!
美鈴サンタが始まって以来、毎年ご縁をいただいているかのや乳児院さんです。入り口に設けられている洗面で手洗いをしてからご挨拶となります。
本日は、これから里親をご希望されている方から既に里親になられている方が集う「里親サロン」が開催されていました。職員さんと小さな子どもたちも大きな声で歌ったり踊ったり。とても温かい雰囲気の中お邪魔いたしました。
たくさんのボランティアさんからの支援もあり、乳児院の中はクリスマス飾りで賑やかでした。
今年も躯川先生がご対応くださいました。皆様からいただいたメッセージをお渡しいたしました。
院内を見学させていただきました。児童養護施設を訪問した後に乳児院に訪れると、全てのサイズが小さく低いことにとても可愛さを感じます。
小さな子どもたちが怪我をしないようにあちらこちらに工夫が施されています。
乳幼児突然死症候群(SISD)の対策として、今年はベビーセンサーをご希望され、実際にベビーベッドの下にセットしているところを見せていただきました。
乳児院内は「里親サロン」の真っ最中でしたが、躯川先生から里親の皆様に美鈴サンタのご紹介をいただきました。
イベントでお忙しい中、ご対応いただきまして本当にありがとうございました。
【美鈴サンタ2015'の感想】
2015年も美鈴サンタにご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。
今年も12月1日〜8日の1週間で募金を募りましたところ、美鈴の活動を応援してくださる全国のみなさまからたくさんの愛が集まりました。
今では、美鈴サンタがきっかけで児童養護施設や乳児院を知り、ボランティア活動を始められたり、里親や養子縁組をされた方も全国でたくさんいらっしゃいます。
戦後の孤児救済から時代は変わり、ネグレクトや精神疾患で子どもを育てることが出来ず施設に預けられるという子どもたちが大半になっているのが現状のようです。
子どもたちは必死に生きています。実子でなくても手を差し伸べることは可能で、多くの方はそれを望んでいます。しかしそれを知るきっかけがあまりにも少な過ぎるのが今の日本の現状でもあるように感じます。
2009年、このままでは今後小さな命が危ないと美鈴からメッセージがありました。まだ虐待の問題も大きく報道などされていなかった時代でもありましたが、 「STOP!虐待」の講演活動を開始しました。それをきっかけに、全国の児童養護施設や乳児院と交流をさせていただくようになったのが美鈴サンタのはじまりでした。当初は、全ての施設が快くお受けくださったわけでもなく、心が折れることもしばしばございました。
この時期、美鈴講演会スタッフさんにはボランティアの域を超えるようなお時間をいただいておりますが、各地域快くご協力いただけることに心から感謝しております。事前打合せの際にいただくお言葉の中からは、全国のみなさまからお預かりした寄付金やメッセージを確実にお届けするための責任感がひしひしと伝わってまいります。実際に施設へ訪問して感じることも多く、人生の学びの一つとして美鈴サンタに参加できることや、継続できることへの感謝の気持ちも伝えてくださいます。
一年のうちでわずか一週間という短い期間にも関わらず、この日を心待ちに募金をしてくださるみなさまには本当に頭が下がる思いです。そして、一手間をかけて書いてくださったメッセージには愛念が宿り、施設のみなさまにお届けするための一歩を踏み出すエネルギーとなっているようにも感じます。
大きな課題を自らに課して生まれてくる子どもたちには、出来るだけの支援と大きな心で寄り添っていくことが、大人として重要な役目と気付かされます。美鈴からのメッセージや講演会で正しい霊的真理を学んでいるからこそ、そこにある様々な学びを考え、少しでも理解ができるようになってきたのだと感じます。
施設を訪問させていただいた時には、担当の先生や理事長さん施設長さんから様々なお話しを聞かせていただきます。どんな時でも気を許すことなく子どもたちに寄り添っておられる先生方の志には、毎回尊敬の念を感じずにはいられません。
今回、鹿児島で訪問の帰り際に、「いつでも癒されに来てください」と施設長さんにお言葉をいただいたい時、何故か心がホッとしました。無邪気な子どもたちには、私達の目には見えない何か不思議な力があるように思いました。
「美鈴さんと出会っていなかったら、お話しをお聞きしていなかったら、今の自分はなかったと思います。このように子どもたちに心を寄せることも無かったかもしれません。機会を与えてくださりありがとうございます。」美鈴サンタにご協力いただいた方からは、このような感謝のお言葉もたくさんいただきます。スピリチュアル・メッセンジャーとしてのメッセージが多くの方に伝わり、子どもたちに笑顔が広がりますように。みなさまと一緒にこの活動ができ、多くの方とご縁が繋がる幸せに心から感謝いたします。
(美鈴公式サイト管理者 親方!)
大隅学舎さんから、美鈴サンタ2015'の感謝状が届きました。(2016.01.28)
ありがとうございます。
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