【美鈴サンタ2016'広島】
美鈴サンタ東京スタッフレポート 2016年12月23日(日)
訪問先
1)津田子供の家
2)広島新生学園
【広島・津田子供の家】
施設名:津田子供の家
(広島県廿日市市津田596番地の1)
ご担当者:藤原施設長、西谷様
訪問日:2016年12月23日(金)11:00〜12:30
訪問者:和田夫妻
今年で4回目の美鈴サンタでの訪問でした。
皆様からの愛の込もったメッセージを施設に届けるお手伝いをさせていただき、毎年ありがたく思っております。
お話を聞いたあと、施設の中を見学させていただきました。
子どもたちの靴箱には、靴だけでなくボールやグローブ、虫かごがいっぱい置いてありました。
元気な子どもたちの様子が伝わってきました。
食事中の子どもたちに会うことができました。この日の昼食は、うどん・焼きおにぎり・小松菜の煮浸し・コーヒーゼリーでした。1ヶ月の献立は、子どもたちがリクエストしたものを取り入れて、栄養バランスやカロリーを計算し考えておられるそうです。
職員の方のお話によると、施設に来た時には、食事もままならない子どももおられたそうで、この食事を「おいしい、おいしい。」と喜んで食べていたそうです。その姿を見ると、「ほっ」と安心されると聞きました。
また、自分の好きな献立の日だと、「一日がんばろう!!」という気持ちにもなれる、食事は大切だと教えていただき、納得しました。
クリスマス会を午後に予定されていました。子どもたちからの歌や踊りの出し物があるそうで、部屋のドアには「練習中。今は入れません。」と書かれた貼り紙がありました。子どもたちが、この日をとても楽しみにしていることが、伝わってきました。
女子トイレには、沢山の折り紙が貼られていました。トイレを怖がる子がいるので、みんなが可愛くすれば行けるようになるのではないかと考えたそうです。みんなで助け合い、温かいなと思いました。
去年訪れた時に、一緒に写真を撮った"イケメン"の男の子が、私たちのことを覚えてくれていて、今年も一緒に撮ることができました。背も高くなり、さらにお兄さんになっていましたが、去年と変わらず素敵な笑顔でした。私たちもとてもうれしかったです。
経営方針で掲げられているように、子どもたちの"幸せ"と"健やかな成長"を目指す「もう一つの家族」がこの施設で見られました。色々な状況の中で、ここで暮らすことになった子どもたち。日々様々な葛藤はあるとは思いますが、子どもたちの笑顔は沢山溢れていました。
津田子どもの家の職員の皆様、子どもたち、そして全国の支援者の皆様、ありがとうございました。
【広島新生学園】
施設名:広島新生学園
(広島県東広島市西条町田口391の2)
ご担当者:上栗園長
訪問日:2016年12月23日(金)
訪問者:和田夫妻
今回で3回目の美鈴サンタでの訪問でした。
毎年の訪問は,職員の方との繋がりが深まるとともに,全国の支援者の皆様の子どもたちの幸せを想う気持ちが、いつも変わらず続いていることをお伝えできるので、とても大切だと感じています。
施設長である上栗哲男園長へ改めて美鈴サンタの趣旨をお伝えし、全国の皆様からの愛の込もったメッセージをお渡しいたしました。
食堂には、クリスマスの飾りつけがされていました。
25日にみんなでクリスマス会を行うそうです。
子どもたちが出し物をして楽しむそうです。
そして、もうすぐお正月。家に帰ってお正月を過ごす子どもは、約半分だそうです。また新生学園には、お正月に帰ってくるOBが沢山いるそうです。
その中には、お孫さんがおられる方もいるそうです。園長先生のお話を聞きながら、新生学園で過ごした日々がOBの方々の生きる力になっているからこそ、ここに帰ってくるのだと感じました。
また、今、胸をはって生きていらっしゃる証でもあると感じました。
グランドでは、今日も子どもたちが体を動かしていました。新生学園はスポーツによる集団指導により、協調性・遵法性・責任感・忍耐力を高め体力の増進を図っています。
元旦から大晦日まで毎日練習をしているそうです。お正月には、毎年子どもたちとOBが紅白試合を行うそうです。
コーチをされていたのは、園長先生の息子さんでした。息子さんは、園長先生と同じように、子ども達とともに新生学園で育ち、今、職員として働かれています。
今回美鈴サンタのプレゼントは、運動で使う子どもたちのグローブやソックスなどでした。
毎日の練習をしているので、傷むのも早いそうです。
子どもたちが、喜ぶ姿が目に浮かんできます。
古くなった施設は、来年から改築が始まるそうです。改築後は、より家庭に近い形で子どもたちを育てる「小規模グループケア」を行うそうです。
それぞれに台所やお風呂が設置され、6人〜8人がグループになり、生活をしていくそうです。今までは、広い食堂に集まって大勢でご飯を食べたり、混み合うお風呂場に入ったりしていた子どもたち。
子どもたちにとって、小グループで生活することが、よりよい形となることを願っています。
広島新生学園の皆様、子どもたち、全国の支援者の皆様ありがとうございました。
津田子供の家さんから、美鈴サンタ2016'の感謝状が届きました。(2017.1.26)
ありがとうございます。
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