Misuzuサンタ2009'大阪
Misuzuサンタ2009'(大阪)活動報告
大阪スタッフは茨木市の児童養護施設『子供の家』と
羽曳野市の児童養護施設『羽曳野荘』に行って来ました。
13:15 茨木市の子供の家を訪問
施設長に御挨拶
・美鈴サンタの主旨説明
・寄付を渡す
・現状などをお話いただく
現状 定員45名 入所46名
小学生が多くその7割が虐待による入所
子供達が週に一度セラピーを受けている(20名程)
子供達にクリスマスプレゼントでけん玉、ヨーヨー、お菓子をプレゼント。
けん玉、ヨーヨー大会となり、和やかに交流をはかりました。
14:30 子供達とけん玉大会や焼肉大会などの約束をし、又来てねとの
言葉に見送られながら次の施設へ
児童養護施設『子供の家』
●写真下、右から
・利川 弘大さん(ひろおちゃん) 美鈴講演会大阪スタッフ代表
・田中 睦子さん(むっちゃん)
・水口 拡子さん(ひろこちゃん)
〜移動〜
15:30 羽曳野市の羽曳野荘を訪問
施設長に御挨拶
・美鈴サンタの主旨説明
・寄付を渡す
・現状などをお話いただく
現状 定員30名 29名入所 (小学生10名 中学生10名 2歳〜)
50%程が虐待による入所
この施設は近くに病院があるため、喘息や病気の子供も多く
こまやかなケアが求められています。
子供達にクリスマスプレゼントでけん玉、ヨーヨー、お菓子をプレゼント。
けん玉、ヨーヨー大会となり、和やかに交流をはかりました。
子供達はクリスマスプレゼントを買うためにおもちゃやさんへ
児童養護施設『羽曳野荘』
17:00 施設のスタッフさんに見送られて施設を後にしました。
施設を訪問しての感想
■利川弘大(美鈴講演会大阪スタッフ代表)・・・ひろおちゃん
子供の家の感想
・子供達がものすごく人懐っこい事にびっくりしました。
・感じた事は一度ではなく再度交流をもったら、もっと心を打ち明けるような気がしました。
羽曳野荘の感想
・あまりの施設長の心の温かさに感激
・子供の家とはまた違った雰囲気でとても家庭的な温かさを感じました。
施設長さんにいろいろお話を聞かせて頂き、ものすごく学ばせて頂きました。
奥様のめちゃめちゃやさしいオーラに感動しました。
このような機会をいただき、美鈴さん、親方!、それと募金していただいた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
■水口拡子・・・ひろこちゃん
子供の家の感想
・胸がいっぱいになり涙があふれてきましたが、子供達と話そう、話を聞こうと思い直し
声を掛けたら中3の女の子が夢を語ってくれました。
看護師になりたい、動物が好き、など話をしてくれて嬉かったです。
一度だけでなく何度か足を運び子供達が大人に対して信じる心を持って欲しいと思いました。
一年に何度訪れてあげれるのか?だけど施設の方々が私達を受け入れてくれるのか?
少し不安です。
・代表のTさんが何度か訪れてくれていたので、入りやすかったですが、何となく壁が
あるような気がします。
羽曳野荘の感想
・施設長さんが2代目で御夫婦でされていて奥様がマリア様みたいな方で子供達は
幸せだなと思いました。
・色々なプラス面マイナス面、現状をさらけ出して下さり本音が聞けて感動しました。
・中学生の女の子達が、行った直後は顔が引きつっていたけど、帰る頃は笑顔で
笑ってくれました。又、笑顔を見に行きたいと思いました。
今日の体験は本当に私達スタッフにとっての学びの1日となりました。
2件の施設の違いは今日の私達の課題となりました。
■田中睦子・・・むっちゃん
初めて児童養護施設に行かせていただき感動でいっぱいです。
児童養護施設の子供達はとても元気で明るく人懐っこい子ばかりです。でもその5〜7割の
子供達が虐待で入所してると聞きびっくりしました。
私が子供達とふれあって感じたのは子供達には心からの笑顔を見せてもらいたい、
心の傷をも持った子が多く、その傷を少しでも癒せたら・・・何か少しでも力になれたら・・・
一人一人の力は小さいけれど、それが集まったら大きな力になる。今日その事を実感しました。
羽曳野荘の施設長から「施設に入っている子はまだいいんです。幸せなんです。
施設に入れない子や虐待を受けている子供が多くいるんです」その言葉が心に突き刺さりました。
これが、私達の第一歩です。これからもこのような活動を続けていきたいです。
このような機会を与えていただいた美鈴さん、親方!、募金をしていただいた全国の皆様に
感謝したいと思います。ありがとうございました。
水口浄治・・・ジョージぱぱ
Misuzuサンタ企画 レポート
【羽曳野荘】
ネットなどの情報にて21日に羽曳野荘へお電話致しました。
中條施設長ご夫婦の電話の対応が気持ちよく、「とてもありがたいお話です!」
とのことでしたのでお伺いするのを決めさせていただきました。
午後3時30分にお伺いし、中條ご夫婦がお出迎えいただき、マリア様のような
イメージ通りの奥様で、愛あふれるご夫婦でした!
大阪には施設が37件あるらしく、大半が大規模の施設で200名ぐらいですが、
羽曳野荘は定員30名で現在29名(幼児9名、小学生10名、中高生10名)
少人数だと子どもたちに目が届くので・・・という考えで、施設長ご夫婦が中心になって、
一般の家庭に出来るだけ同じ生活をという想いで努力されていて、とてもアットホームさを
感じました。ご自身の子どもさんも学校など同じように通わせたとお聞きしました。
【理念】
「為すことによって学ぶ」を基本理念にしておられ、施設の子どもだからと特別扱いせず
どんな事でも経験させ社会に出ても困らないようにと考えておられました。
アフターケアーもしっかりされており大切なことだと思いました。
地域の応援も大切と考えておられ、地域の子育て相談やショートステイなど、お手伝いされています。
施設は閉鎖的でなく、外部の方々にも気軽に着ていただけるように、風通し良くされていて
中條さんご夫婦の人柄が感じられました。
中條さんは、出来るだけ国からの援助金だけでまかなうのが良いとおっしゃいます。
子どもたちに援助で何でも与えられることが当たり前と思わせないように、子どもたちに
話しをされています。
そして、自分で考える力をつけさせるよう指導されています。
私たちも募金だけ送るのではなく、現場に出向き子どもたちに触れ合うなど
心のボランティアも大切だと思いました。
施設が古くなったため来年秋に新築予定と聞き、また何かでお役に立ちたいと思いました。
初めての体験で不安と緊張でどうなるのか心配でしたが、Misuzuサンタにて現場の貴重なお話や
子どもたちに出会い胸が熱くなりました、沢山の感動をいただき心より感謝しております。
しかし、これで終わりでなくこれからが始まりです。
今後の活動など、皆さんで意見を出し合い笑顔いっぱいの子どもたちの世界になれば幸せですね!
全国からの暖かい募金を代表してお届けするプレッシャーもありましたが
皆様の愛念が子どもたちにも届いていました。
本当にありがとうございました。
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